2016年12月号「お気軽撮影もおつなもの」

街に行くと、いつも以上に賑やかな時期になりました。もう12月ですね、今年一年は
いかがでしたでしょうか?

さて、皆さんは毎日何かを撮影をされていますか?私の場合はブログ(晴れた夜は空を眺めよう)を書いていることもあって、星空が少しでも見えれば、できる限り撮っています。特に星景写真では天候に左右され撮れない事も数多くあり、毎日とは行きませんが、常にカメラを携え何時でも撮れる体制は整えています。

この星空が見えれば何時でも撮ることは私の撮影テーマの一つですが、撮影する場所もいろいろと工夫をこなすようにしています。
例えば毎回のように遠征には行けませんので、毎日自分が行動できる範囲で撮影できる場所を探す、私は地方都市の近隣という場所柄もあり、いろいろ見つけることができます、まあこの探すと言うことの楽しみも出来ました。
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[自宅から車で40分ほどの場所にある鉄道橋です。気軽に行けて一番星空が良く見える場所です。この鉄道橋は三か所あり四季を通じて良く撮りに寄ります。]

そして、仕事や遊びに限らず遠方に行く場合は少しでも時間を作って、撮る事も心がけています。
機材も状況に応じて使い分けています、常にフルサイズの一眼レフ機は持っていますが、車以外での移動の場合は小型のミラーレス機だけ、場合によってはコンデジのみもあります。
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[この作品は、遠方に仕事に行った帰りに昇開橋を見つけて寄り道、ミラーレスタイプで
撮影しました。]

また、ブログでは出来るだけ星の写真関連で、ほぼ毎日更新できるようにしておりますので撮影方法もいろいろ試しております。
今現在、掲載する写真のほとんどを撮影時に設定したjpgファイルを使っています。
もちろん、RAWファイルも保存をしていますが、撮影後の数時間後にはブログの記事を書くので、jpgファイルを少し編集して掲載しています。
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[撮影データは露出時間10秒・絞り開放F2.8・ISO感度4000・15-30mmで26mm
ホワイトバランス4000k・リバーサルフィルムモード・JPGファイルです。
掲載したすべての写真は撮影テーマ「鉄と星」(星空と鉄道風景)の作品になります。]

最近はブログ以外にもSNSやカメラメーカーのフォト投稿サービスを利用して掲載されている方も数多くおられますね。
山を登ったり人里離れた場所に遠征をして、機材もフル装備。気合いも入れて撮影に望むことも良いのですが、街の近くにある近代遺産や人工物など、また身近な場所でお手軽撮影もおすすめします。

素敵な星空と風景はすぐそこにあるのかもしれませんよ、星景写真を撮ることに気負いすぎず、お気軽撮影も良いのではないでしょうか。

著者:榎本正和(えのもとまさかず)
福岡県在住 日本星景写真協会準会員
ブログ「晴れた夜は空を眺めよう」http://officeguardian.blog.fc2.com/
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